この記事では現在でも多大な影響を及ぼす偉大なグループ「ビートルズ」のアルバム「ザ・ビートルズ(通称:ホワイトアルバム)」発売後~10枚目のアルバム「イエロー・サブマリン」発売ぐらいまでの流れを大まかに書いています。
アルバム「ザ・ビートルズ(通称:ホワイトアルバム)」発売後のビートルズ
1968年11月22日に発売された「ザ・ビートルズ(通称:ホワイトアルバム)」が、未だにチャート1位に輝いていた1969年1月17日、英国でその半年前にロンドン、1968年11月に米国でプレミア公開されたアニメーション映画「イエロー・サブマリン」のサウンドトラック盤としてビートルズ10枚目となるアルバム「イエロー・サブマリン」が発売されました。
アルバムのA面(サイド1)には、1966年と1967年のシングル・ヒット曲2曲(イエロー・サブマリン、オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)に、映画ではじめてお披露目された未発表曲の4曲(オンリー・ア・ノーザン・ソング、オール・トゥゲザー・ナウ、ヘイ・ブルドッグ、イッツ・オール・トゥー・マッチ)が収録されました。
未発表4曲のレコーディングはアルバム発売のずっと前
アルバム「イエロー・サブマリン」に収録されているビートルズの未発表曲の4曲は、1967年に3曲(オンリー・ア・ノーザン・ソング、オール・トゥゲザー・ナウ、イッツ・オール・トゥー・マッチ)、1968年2月に残りの1曲(ヘイ・ブルドッグ)がレコーディングされていました。
なお、このレコーディングでは映画「イエロー・サブマリン」で使用された「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」もレコーディングされましたが、シングル「愛こそはずべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)」のB面曲となったためにこのアルバム「イエロー・サブマリン」には収録されず、後にアルバム「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録されました。
当初はEP盤として発売予定だったが…
1967年、1968年にレコーディングされたビートルズの曲は、アルバム「ザ・ビートルズ(通称:ホワイトアルバム)」のレコーディングを挟んでアルバム「イエロー・サブマリン」のミキシング作業がエンジニアだけで行われました。
この時点ではビートルズの曲をEP盤として発売予定しており、サウンドトラック盤としてジョージ・マーティンのオーケストラと映画から抜粋したセリフを別のEP盤として発売する予定でした。
しかし、ビートルズのメンバーから「EP盤ではなくLP(アルバム)で発売したい」との要望があり、A面(サイド1)がビートルズの楽曲、B面(サイド2)にはジョージ・マーティンのオーケストラのインストゥルメンタルという従来のビートルズのオリジナル・アルバムとしては異例の形での発売となりました。
オリジナル・アルバムとしては初めてチャート1位を逃す
映画の公開からおよそ半年遅れて発売されたアルバム「イエロー・サブマリン」ですが、映画の公開と時期がずれた影響もあったのか、ビートルズのオリジナル・アルバムとしては初めてチャート1位を逃してしまいました(全英チャート4位、全米チャート2位)。
収録されたビートルズの曲は主にアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」と「マジカル・ミステリー・ツアー」の間か同時期にレコーディングされているので、そのサウンド的にはいわゆるビートルズの「サイケデリック期」に位置付けられているものの、発売された時期がアルバム「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」と「アビイ・ロード」の間ということで、ファンにとってはビートルズのオリジナル・アルバムとしては「微妙な」立ち位置で不思議なアルバムという評価がされやすいようです。
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