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HEY JUDE(ヘイ・ジュード)【米国キャピトル・レコード編集】

その他、ビートルズの主なアルバム
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「HEY JUDE(ヘイ・ジュード)」は、1970年4月に日本で発売されたビートルズのアルバムです。

このアルバムは、米国のキャピトル・レコードが編集したアルバムで、米国では1970年2月に発売されました。日本では1970年4月に発売されましたが、ビートルズの本国、英国で発売されたのは、なんと9年後の1979年6月でした。

※1970年4月(日本)発売

『ヘイ・ジュード』収録曲

  1. Can’t Buy Me Love
    (キャント・バイ・ミー・ラヴ)
  2. I Should Have Known Better
    (恋する二人)
  3. Paperback Writer
    (ペイパーバック・ライター)
  4. Rain
    (レイン)
  5. Lady Madonna
    (レディ・マドンナ)
  6. Revolution
    (レボリューション)
  7. Hey Jude
    (ヘイ・ジュード)
  8. Old Brown Shoe
    (オールド・ブラウン・シュー)
  9. Don’t Let Me Down
    (ドント・レット・ミー・ダウン)
  10. Ballad Of John And Yoko
    (ジョンとヨーコのバラード)

作詞・作曲

  • (Lennon-McCartney) 1-10

アルバム内シングルリリース曲(日本)

・【A面】キャント・バイ・ミー・ラヴ
 【B面】(ユー・キャント・ドゥ・ザット)

・【A面】ペイパーバック・ライター
 【B面】レイン

・【A面】レディ・マドンナ
 【B面】(ジ・インナー・ライト)

・【A面】ヘイ・ジュード
 【B面】レボリューション

・【A面】(ゲット・バック)
 【B面】ドント・レット・ミー・ダウン

・【A面】ジョンとヨーコのバラード
 【B面】オールド・ブラウン・シュー

※備考:解散(1970年)までに日本で発表されたシングル

ビートルズ豆知識

「HEY JUDE(ヘイ・ジュード)」は、ビートルズのメンバーが何かしらの意図を持って制作したアルバムではなく、キャピトル(レコード会社)が編集したいわゆる「コンピレーション・アルバム」です。

このアルバムの聴きどころとしては、やはりアルバム・タイトルにもなっている「HEY JUDE(ヘイ・ジュード)」。HEY JUDE(ヘイ・ジュード)がシングル発売された当時はアルバムには収録されていませんでした。

ビートルズ・ファンの方ならご存知の方も多いと思いますが、「HEY JUDE(ヘイ・ジュード)」は、ジョン・レノンの息子「ジュリアン」のためにポールが作った歌だといわれています。若い方ではジョン・レノンの奥さんといえば「オノ・ヨーコ」さんを思い浮かべると思いますが、ジョンには「シンシア」さんという前妻がいました。ジュリアンはジョンとシンシアさんの息子ということになります。

その頃、ジョンとシンシアさんが離婚することになり、落ち込んでいたジュリアンを励ます意味を込めて書いた歌だといまれています。ヘイ(HEY)は呼びかけ、ジュード(JUDE)は、ジュリアンの幼少時の愛称「ジュール(JULES)」で、ポールは、はじめはジュール(JULES)と歌っていたようですが、それが次第にジュード(JUDE)に変わっていき「HEY JUDE(ヘイ・ジュード)」という曲名になったようです。

「HEY JUDE(ヘイ・ジュード)」で歌われたジュリアン(・レノン)は、1984年に発売された自身のアルバム「ヴァロッテ(Valotte)」のファースト・シングル(アルバム・タイトルと同名)が日本でもヒットしたので、そこそこの年齢の方ならご存知かもしれません。

当時、私も「ヴァロッテ(Valotte)」を購入しましたが、特にシングル発売された曲「ヴァロッテ(Valotte)」のジュリアンの声がジョン・レノンにそっくりで(父子だから当たり前かもしれないが)びっくりした思い出があります。この曲に関しては曲調もビートルズ解散後のソロ活動のジョンの作品に特に似ていたような気がしました。アルバム全体では違いましたが。

 

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