「OLDIES(オールディーズ)」は、1966年12月に英国で発売された、ビートルズのコンピレーション・アルバム(いわゆる編集盤)です。日本での発売は、1967年2月。
当時、ビートルズは、年間2枚のアルバムをリリース(制作)する契約だったのですが、アルバム「REVOLVER(リボルバー)」制作後、すぐにアルバム制作に入らなかった(オフに入った?)ので、レコード会社の「パーロフォン(Parlophone)」の企画で編集され、発売されました。
※1966年2月 発売(英国)
『オールディーズ』収録曲
- She Loves You
(シー・ラヴズ・ユー) - From Me To You
(フロム・ミー・トゥ・ユー) - We Can Work It Out
(恋を抱きしめよう) - Help!
(ヘルプ!) - Michelle
(ミッシェル) - Yesterday
(イエスタデイ) - I Feel Fine
(アイ・フィール・ファイン) - Yellow Submarine
(イエロー・サブマリン) - Can’t Buy Me Love
(キャント・バイ・ミー・ラヴ) - Bad Boy
(バッド・ボーイ) - Day Tripper
(デイ・トリッパー) - A Hard Day’s Night
(ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!/ハード・デイズ・ナイト) - Ticket To Ride
(涙の乗車券) - Paperback Writer
(ペイパーバック・ライター) - Eleanor Rigby
(エリナー・リグビー) - I Want to Hold Your Hand
(抱きしめたい)
※未CD化のため、LPの場合
【A面】1~8
【B面】9~16
作詞・作曲
- (Lennon-McCartney) 1.2.3.4.5.6.7.8.9.11.12.13.14.15.16
- (Larry Williams)10
ビートルズ豆知識
「OLDIES(オールディーズ)」は、コンピレーション・アルバム(いわゆる編集盤)ということもあり、アルバム自体の方向性や色などは特にありませんが、発売される前までのシングル・ヒット曲も多く選曲されていて、「ビートルズ・ベスト」のような感覚で聴くとそれなりの価値があるのではないかと思います。
個人的には、他のアルバムで聴くことが出来なかった「バッド・ボーイ」が聴きたかったことと、ビートルズっぽくはないですが、ポップな感じのジャケットが気に入って当時(1978年頃)購入した思い出があります。
オリジナルの曲ではありませんんか、ジョンがシャウトする「バッド・ボーイ」はカッコいいです。個人的には初期のジョンがリード・ボーカルをとるカバー曲では「マネー」とこの「バッド・ボーイ」が特にお気に入りです。
「バッド・ボーイ」は演奏的にも、初期の荒々しさを感じさせながらも、少し落ち着き(余裕?)を見せたような感じが気に入っています。
「OLDIES(オールディーズ)」というアルバムは、ビートルズ必須のアルバムとはいえないかもしれませんが、「60年代ポップな感じ」のジャケットもインテリアとしても使えますし、興味のある方は購入してみる価値があるのではないかと思います。
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