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ビートルズサウンドのルーツとは?

サウンドルーツ
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今となってはビートルズの音楽そのものが自分のサウンドルーツになってしまっているという人も多いことでしょう。

しかし、そのビートルズのメンバーも、若い頃、デビュー前には、ほかの誰かの音楽の影響を受けていたことは間違いありません。

R&RとR&B

ビートルズをはじめとする1960年代のイギリス。いわゆる「ブリティッシュ・ロック・バンド」に多大な影響を与えたのが、R&R(ロックン・ロール)。そしてもうひとつが、R&B(リズム&ブルース)です。

ビートルズをはじめ、ローリング・ストーンズ、アニマルズ、キンクスからはR&R、R&Bの影響度合いこそ違いがありますが、それぞれのカバー曲やオリジナル曲から影響を感じることができます。

余談ですが、R&Rに関してはいわゆるロカビリーも含めて考えていいかもしれません。

また、R&Bに関しては当時と現在とでは音楽のニュアンスが少し違うかもしれません。

もちろん、ビートルズのメンバーに影響を与えたのではないかと考えられる音楽ジャンルはR&R、R&B以外にも、プレスリーなどのロカビリー勢の影響や、カントリーやカリプソ、ムード音楽的なサウンド(後者は特にポールが好きだったのでは?!)までと、ビートルズのアルバム収録カバー曲、ライブ演奏曲から推測できます。

また、ビートルズの中期~解散に至るまでにはすでにみなさんもご存知のようにクラシック的な要素やインド音楽(特にジョージ)の影響もアルバムから感じられます。ただこの頃になると「そのまま」をやるのではなく、きちんとビートルズの曲としてアレンジしてあります。

初期のアルバムを聴いてサウンドルーツを探ろう

ビートルズサウンドのルーツを探るひとつの方法は、彼らのアルバム、特に初期のアルバムのカバー曲を聴いてみるのがいい方法だと思います。

・ビートルズ!(MEET THE BEATLES)

・ビートルズ NO.2(BEATLES SECOND ALBUM)

・ビートルズ NO.5(BEATLS NO.5!)

・ザ・ビートルズ・ライブ・アット・ザ・BBC(Live at the BBC)

このあたりなら今でも割と簡単に手に入ると思います。

ビートルズの場合、日本・英国・米国それぞれでアルバム名や収録されている曲が違うので、少し注意が必要です。

上記以外では

デビュー!ビートルズ・ライブ’62
THE BEATLES LIVE AT THE STAR-CLUB
IN HAMBURG,GERMANY:1962

ビートルズ1961(ロックン・ロール・フォーエヴァー)
IN THE BEGINNING(1961)

などが手に入るなら聴いてみるといいと思います。

どの曲がカバー曲なのかわからない場合

ビートルズのことをよく知らない人や若い人の中には、レコードやCDを手に入れたいいものの、一体どの曲がビートルズの曲でどの曲がカバー曲なのかわからないということも起こりうると思います。特に輸入盤を手に入れた場合には何が書いてあるのかわからない!とか。そのような時は曲名のクレジットを見ましょう。

Lennon-MaCartneyやGeorge Harrisonと書いてあれば

ビートルズのオリジナル曲になるので、それ以外の曲がカバー曲ということになります。

本などで曲名を知るということだけでなく、実際にビートルズがカバーしていた曲を聴くことによってビートルズのサウンドルーツが理解しやすくなるでしょう。

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