「ABBEY ROAD(アビイ・ロード)」は、ビートルズ11枚目のアルバムです。このアルバムはビートルズの最後のアルバムではありませんが、メンバー4人がビートルズというグループとして最後にレコーディングされた曲がフューチャーされています。
有名なアルバムジャケットには、ビートルズが大半の曲をレコーディングしていたEMIスタジオから程近い、アビイ・ロード(通りの名前)を横断するメンバー4人の姿が写るだけで、ビートルズというグループ名もアルバムタイトルも記されていません。全英チャート1位を17週キープ。米国チャートでは、11週1位に留まりました。
※1969年9月発売
『アビイ・ロード』収録曲
- Come Together
(カム・トゥゲザー) - Something
(サムシング) - Maxwell’s Silver Hummer
(マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー) - Oh! Darling
(オー!ダーリン) - Octopus’s Garden
(オクトパス・ガーデン) - I Want You(She’s so heavy)
(アイ・ウォント・ユー) - Here Comes The Sun
(ヒア・カムズ・ザ・サン) - Because
(ビコース) - You Never Give Me Your Money
(ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー) - Sun King
(サン・キング) - Mean Mr. Mustard
(ミーン・ミスター・マスタード) - Polythene Pam
(ポリシーン・パン) - She Came In Through The Bathroom Window
(シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー) - Golden Slumbers
(ゴールデン・スランバー) - Carry That Weight
(キャリー・ザット・ウェイト) - The End
(ジ・エンド) - Her Majesty
(ハー・マジェスティ)
作詞・作曲
- (Lennon-McCartney) 1.3.4.6.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17
- (Harrison) 2.7
- (Starkey) 5
アルバム内シングルリリース曲
・【A面】サムシング【A面】カム・トゥゲザー
備考:両A面シングル、ジョージ初(唯一)のA面シングル
※解散(1970年)までにイギリス本国で発表したシングル
ビートルズ豆知識
このアルバム「アビイ・ロード」が発表される前までは、「EMIスタジオ」と呼ばれていたスタジオ名は、「アビイ・ロード・スタジオ」として世界中に名前が浸透したせいもあってか、「アビイ・ロード・スタジオ」が正式名称になったそうです。
アルバムジャケットで有名なこの通り(アビイ・ロード)、「横断歩道」は、現在に至るまでビートルズ・ファンの聖地として存在していますが、ファンのみならず英国の人気の観光スポットのひとつとなっているため、景観の保存が検討され、この「横断歩道」を英国政府が文化的・歴史遺産として指定しています。
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