ヴォックス・AC-30/スーパー・ビートル

ビートルズの使用したアンプといえばやはりVOX(ヴォックスAC-30/スーパー・ビートル)

 
ビートルズのメンバーがデビュー当時から使用していたアンプといえば、みなさんご存知の「VOX(ヴォックス)」のアンプです。

この記事では、VOXのアンプについて書いてみたいと思います。

スポンサーリンク


VOX(ヴォックス)のアンプ

VOX(ヴォックス)は、イギリスの楽器メーカーで、「ビートルズが使用したアンプ」ということで特に有名ですが、ビートルズの他にも、ザ・ローリングス・トーンズ、ヤードバーズなどの60年代のブリティッシュ・ロック・グループも60年代の中期ぐらいまで愛用していた当時の代表的なアンプでもあります。

また、VOX(ヴォックス)は、楽器メーカーということでアンプだけでなく、エレクトリック・ギター/ベース、エフェクターなども製造・販売していました。VOXのエレクトリック・ギターで一番有名で人気のあるもといえば、やはりザ・ローリングス・トーンズのブライアン・ジョーンズが使用していたティアドロップ型のギター(MARKⅢやMARKⅣ、12弦などがある)ではないでしょうか。

ビートルズのアンプといえば「VOX AC-30」

ビートルズの使用したアンプといえばやはり「VOX AC-30」でしょう。デビュー当時からライブ演奏するメンバーの後ろには必ずといってもいいほど、この「VOX AC-30」の姿がありました(デビュー当初はAC-15も使用していたといわれています)。

もちろん、ライブ演奏だけでなく、レコーディングにも使用されていて、ビートルズのデビュー当時から少なくとも中期ぐらいまでの「ビートルズ・サウンド」を支えたアンプといっても過言ではないでしょう。

また、「VOX AC-30」は、最近公開された映画で再評価され(以前からクイーンを知っている人にとっては今更評価とは失礼極まりない話だと思いますが)話題沸騰中の「クイーン」のギタリストであるブライアン・メイが愛用している事でも有名です。

「VOX AC-30」の主な特徴

ビートルズのメンバーの中でも特にジョンとジョージがライブでもレコーディングでも使用していた「VOX AC-30」の主な特徴は、真空管アンプとスピードが一体になったいわゆるビルト・イン・タイプで、スピーカーは、ワーフデール社の12インチ(30センチ)×2搭載していました(ただし現在はセレッション社のアルニコブルースピーカー×2搭載)。

コントロール類としては、ヴォリューム・トレブル・ミドル・バス、それから中高音を著しく変化させることができるプレゼンスがセットされていました(現在販売されているものとは仕様が異なります)。

アンプ出力は30Wですが、大型のトランスを使用していたため音のロスが少なく、歪みが少ないサウンドが特徴だったと言われています。30wとはいえ、耳に入ってくる音はかなり大きく聞こえていたようです。

65年頃から使われ始めた「スーパー・ビートル」

ビートルズの65年頃のライヴで使用されていたアンプが「VOX スーパー・ビートル」です。スーパー・ビートルは前出の「AC-30」とは違いアンプ部分とスピーカー部分が分かれているいわゆるセパレート・タイプのアンプで「AC-30」と比べると大型のアンプでした。

アンプは、大型出力管がパラレル・プッシュブルに4本接続されていて、コントロール部分は「AC-30」とほぼ同じだといわれています。そしてアンプの出力は100~150wぐらいだったのではないかと推測されます。

スピーカー部分は完全密閉型になっており、おそらくワーフデール社の12インチ(30センチ)×4、あるいは、15インチ(38センチ)×2、もしくは×4搭載されていたのではないかと思われます。

なお、ポール・マッカートニーはベース・アンプとしてVOXのアンプでは「AC-30」「AC-100」を使用していたのではないかと思われます。

 

LINEで送る
Pocket