ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲【O・P】
曲名(タイトル)
- 曲名/タイトル(日本語)
- レコーディング年
- 作詞・作曲者名
- リード・ヴォーカルなど
【備考】曲に関する備考など
ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲
O
Ob-La-Di, Ob-La-Da
- オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
- 1968年6月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
曲のはじまりのピアノはジョンが何度もリハーサルされるこの曲に嫌気がさしてやけくそに鍵盤を叩いたものと言われている。独特のギター&ベースサウンドはベースのオクターブ上のラインを音を歪ませたギターで奏でたもの。ホワイト・アルバムとして知られている「The Beatles」に収録。
Octpus’s Garden
- オクトパス・ガーデン
- 1969年4~7月
- Richard Starkey
- Ringo Starr(Paul,George)
【備考】
アルバム「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」のレコーディング中(1968年)にバンドを飛び出したリンゴがサルジニア島で書いた曲と言われている。この曲の歌詞には当時メンバー間の雰囲気の悪くなっていたバンドに対するリンゴの切実な思いが詰められている。アルバム「Abbey Road」に収録。
Oh! Darling
- オー!ダーリン
- 1969年7月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney(John,George)
【備考】
ポールがライヴで歌いまくった声の感じを出そうと数日間誰よりも早くスタジオに入りヴォーカルをレコーディングした曲。ただ、ジョンは「俺が歌えばもっといい曲になった」とコメントしている。アルバム「アンソロジー3」には、ジョンとポールの2人が歌うデモ・ヴァージョンが収録されている。アルバム「Abbey Road」に収録。
Old Brown Shoe
- オールド・ブラウン・シュー
- 不明
- George Harrison
- George Harrison(Paul,John)
【備考】
ジョージによって1963年に作曲が始められたが長い間温存されていた曲と言われている。この曲でジョージはギターの他にオルガンもプレイしている。アルバムでは、米国・日本で発売された「Hey Jude」や「Past Masters」などに収録されている。
One After 909
- ワン・アフター・909
- 1969年1月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney
【備考】
ジョンとポールのツイン・ヴォーカルのこの曲は、ジョンがビートルズの前身であるクオリーメン時代に作った曲と言われている。1963年のシングル「フロム・ミー・トゥ・ユー」のレコーディング・セッションでも取り上げられていた。アルバム「Let It Be」に収録。
Only A Northern Song
- オンリー・ア・ノーザン・ソング
- 1968年2月
- George Harrison
- George Harrison
【備考】
ジョージがヴォーカルをとるこの曲は、元々アルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」用にジョージが作った曲。参考までに、「ノーザン・ソングス」とは、ビートルズの楽曲の権利を管理する会社の名称。アルバム「Yellow Submarine」に収録。
P
Paperback Writer
- ペイパーバック・ライター
- 1966年4月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney(George,John)
【備考】
ポールがリード・ヴォーカルをとるこの曲は、いわゆる「二流作家」をモチーフにした曲。この曲でポールはレコーディング・エンジニアとベースのレコーディングを研究。以降ポールのベース・サウンドは一層際立っていくことなる。アルバムでは、「Past Masters」などに収録されている。
Penny Lane
- ペニー・レイン
- 1967年1月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
この曲のタイトルである「ペニー・レイン」とは、ビートルズの故郷であるリヴァプールに実在する通りの名前。特徴的なベース・ラインはポールがビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンのベース・ラインにインスパイアされたものと言われている。アルバム「Magical Mystery Tour」に収録。
Piggies
- ピッギーズ
- 1968年9月
- George Harrison
- George Harrison(John & Paul)
【備考】
ジョージがリード・ヴォーカルのこの曲のバロック調のハープシコードはジョージ・マーティンの代理でプロデューサーを務めたクリス・トーマスによる演奏。ジョンのアイディアで豚の声が挿入されている。ホワイト・アルバムとして知られている「The Beatles」に収録。
Please Mr. Postman
- プリーズ・ミスター・ポストマン
- 1963年7月
- Brian Holland-Robert Bateman-Berry Gordy
- John Lennon(Paul,George)
【備考】
ジョンがリード・ヴォーカルをとるこの曲のオリジナルは、米国のモータウン女性グループ、マーヴェレッツの1961年の全米No.1ヒット曲「Please Mr. Postman/So Long Baby」。アルバム「With The Beatles」に収録。
Please Please Me
- プリーズ・プリーズ・ミー
- 1962年11月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney(George)
【備考】
ビートルズのセカンド・シングルとして発表され、全英チャートで2週にわたりNo.1に輝いた。当初はロイ・オービソン風のスローな曲であったが、プロデューサーのジョージ・マーティンがテンポを上げるように要求したと言われている。サウンドの特徴でもあるハーモニカはジョン。デビュー・アルバム「Please Please Me」に収録。
Polythene Pam
- ポリシーン・パン
- 1969年7月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul,George)
【備考】
ジョンがリード・ヴォーカルをとるこの曲は、インドのリシケシュで書かれた曲で、本来ならばアルバム「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」に収録される予定だった。日本人の我々にはわかりずらいが、わざと「きついリヴァプール訛りで歌った」とジョンは語っている。アルバム「Abbey Road」に収録。
P.S.I Love You
- P.S.アイ・ラヴ・ユー
- 1962年9月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney,John Lennon
【備考】
ビートルズのデビュー・シングル「ラヴ・ミー・ドゥ」のB面曲としてリリースされたが、当初はA面候補だったと言われている。ドラムはリンゴではなくスタジオ・ミュージシャンのアンディ・ホワイト(リンゴはマラカスを担当している)デビュー・アルバム「Please Please Me」に収録。
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