ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲【T】
曲名(タイトル)
- 曲名/タイトル(日本語)
- レコーディング年
- 作詞・作曲者名
- リード・ヴォーカルなど
【備考】曲に関する備考など
- ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲
- T
- Talkin ‘Bout You
- Taxman
- Tell Me What You See
- Tell Me Why
- Thank You Girl
- The Continuing Story Of Bungalow Bill
- The End
- The Fool On The Hill
- The Inner Light
- The Long And Winding Road
- The Night Before
- The Saints
- The Taste Of Honey
- The Word
- There’s A Place
- Things We Said Today
- Think For Yourself
- This Boy
- Ticket To Ride
- Till There Was You
- To Know Her Is To Love Her
- Tomorrow Never Knows
- Twist And Shout
- Tow Of Us
- T
ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲
T
Talkin ‘Bout You
- トーキン・バウト・ユー
- 1962年11月
- Ray Charles
- Paul McCartney
【備考】
オリジナルは、レイ・チャールズが1958年に発表した「Tokin Bout You/What King Of Man Are You」。この曲をビートルズはミディアムなロックン・ロールとして演奏している。アルバム「Live At The Star Club In Hamburg, Germany : 1962」に収録。
Taxman
- タックスマン
- 1966年4月
- George Harrison
- George Harrison
【備考】
リード・ヴォーカルはジョージで、ビートルズのアルバムでジョージの曲がオープニングを飾ったのはこの曲が唯一。この曲をジョージは「英国の税金制度に抗議する反体制ソング」と評している。印象的な「インドっぽい」ギター・ソロはポールが弾いている。アルバム「Revolver」に収録。
Tell Me What You See
- テル・ミー・ホワット・ユー・シー
- 1965年2.6月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney
【備考】
ヴォーカルは、ジョンとポールのツイン・ヴォーカル。この曲のサウンドの要とも言えるエレクトリック・ピアノはポールが弾いている。アルバム「Help!」に収録。
Tell Me Why
- テル・ミー・ホワイ
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul,George)
【備考】
リード・ヴォーカルは、ジョン。軽快でポップなナンバーだが、ジョンのエネルギッシュなヴォーカルが印象的。映画の中ではコンサート・シーンとして使用された。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
Thank You Girl
- サンキュー・ガール
- 1963年1月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney
【備考】
3枚目のシングルとして1964年に発売された「フロム・ミー・トゥ・ユー」のB面曲。当初はこの曲もシングル(A面曲)として書いた曲と言われている。アルバムでは「Past Masters」などに収録されている。
The Continuing Story Of Bungalow Bill
- コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル
- 1968年6月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
リード・ヴォーカルは、ジョンで、短い(1節)だがビートルズのメンバー以外で初、オノ・ヨーコがソロ・ヴォーカルを歌っている。また、リンゴの妻モーリーンもコーラスに参加している。ホワイト・アルバムとして知られている「The Beatles」に収録。
The End
- ジ・エンド
- 1969年8月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
スタジオにアンプを並べてライヴ・レコーディングされた曲。リンゴのドラム・ソロから始まり、ポール、ジョージ、ジョンのギター・セッションが繰り広げられている。ポール、ジョージ、ジョンのギターにはそれぞれ特徴があり、メンバー3人の個性がわかり興味深い。アルバム「Abbey Road」に収録。
The Fool On The Hill
- フール・オン・ザ・ヒル
- 1967年9月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
リード・ヴォーカルは、ポール。曲のモチーフは、地動説を唱えて断罪されたガリレオ・ガリレイと言われている。ポールはリコーダー、ジョンとジョージがバス・ハーモニカを担当している。アルバム「Magical Mystery Tour」に収録。
The Inner Light
- ジ・インナー・ライト
- 1968年1~2月
- George Harrison
- George Harrison(John,Paul)
【備考】
リード・ヴォーカルは、ジョージ。1968年にリリースされた17枚目のシングル「レディ・マドンナ」のB面曲。ジョージの曲としては初めてシングルに採用された曲。インドのミュージシャンの演奏でビートルズは演奏していない。アルバムでは「Past Masters」などに収録されている。
The Long And Winding Road
- ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
- 1969年1~2月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
リード・ヴォーカルはポール。フィル・スペクターがポールの断りなしにストリングスやコーラスを挿入したため、ポールは「大袈裟すぎる」とこのアレンジを酷評。ポールは後にリリースされた「レット・イット・ビー・・・ネイキッド」でこの曲のミックスをやり直していて、こちらが本来のこの曲のポールのイメージと思われる。アルバム「Let It Be」に収録。
The Night Before
- ザ・ナイト・ビフォア
- 1965年2.6月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney(John & George)
【備考】
リード・ヴォーカルはポール。バンド加入時はギタリストだったポールはこの曲でアルバムでは初となるリード・ギターもプレイしている。エレクトリック・ピアノはジョン。アルバム「Help!」に収録。
The Saints
- ザ・セインツ
- 1961年5月
- Traditional:arrange Tony Sheridan
- (Tony Sheridan)
【備考】
「聖者の行進」をロックン・ロール風にアレンジした米国では1962年に発表されたシングル曲。リード・ヴォーカルはトニー・シェリダンで、ドラムスはピート・ベスト。アルバム「In The Biginning(1961)」に収録。
The Taste Of Honey
- 蜜の味
- 1963年3月
- Rick Marlow-Bobby Scott
- Paul McCartney(John)
【備考】
リード・ヴォーカルは、ポールで、オリジナルは1960年の同名ブロードウェイ・ミュージカルの楽曲。この曲はデビュー前からレパートリーとしてハンブルグなどで演奏されていた。アルバム「Please Please Me」に収録。
The Word
- 愛のことば
- 1965年10~11月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney,George Harrison
【備考】
ヴォーカルは、ジョンとポールのツイン・ヴォーカルでサビ部分はジョンのソロ・ヴォーカル。ピアノはポールがプレイし、ハーモニウムはプロデューサーのジョージ・マーティン。アルバム「Rubber Soul」に収録。
There’s A Place
- ゼアズ・ア・プレイス
- 1963年3月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney
【備考】
ヴォーカルは、ジョンとポール。この曲では2人が主旋律ともいえるヴォーカル・スタイルとなっており、これはエヴァリー・ブラザーズの影響を受けていると思われる。アルバム「Please Please Me」に収録。
Things We Said Today
- 今日の誓い
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
リード・ヴォーカルは、ポール。ジョンがアコースティック・ギターの他にピアノをプレイしている。英国では1964年にシングルとしてリリースされたが、米国ではシングル発売されなかった。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
Think For Yourself
- 嘘つき女
- 1965年10~11月
- George Harrison
- George Harrison(John & Paul)
【備考】
リード・ヴォーカルは、ジョージ。この曲でポールは通常のベースの他に音に歪みを加える「ファズ」というエフェクターを通したベースも弾いている。アルバム「Rubber Soul」に収録。
This Boy
- ジス・ボーイ
- 1963年7月
- Lennon-McCartney
- John Lennon,Paul McCartney
【備考】
1963年にリリースされた5枚目のシングル「抱きしめたい」のB面曲。ジョン、ポール、ジョージが歌うこの切ない曲はB面曲としてはもったいないぐらいの珠玉のバラード。アルバムでは「Past Masters」などに収録されている。
Ticket To Ride
- 涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)
- 1965年2月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul)
【備考】
リード・ヴォーカルはジョンで、サビはポールとのツイン・ヴォーカル。アルバムに先行して発表されたシングル曲(全英チャート1位)で、ポールはベースの他にリード・ギターもプレイしている。アルバム「Help!」に収録。
Till There Was You
- ティル・ゼア・ウォズ・ユー
- 1963年7月
- Meredith Wilson
- Paul McCartney
【備考】
オリジナルは1957年のブロードウェイ・ミュージカル「ミュージック・マン」の劇中歌で、米国の作曲家メレディス・ウィルソンの楽曲。デビュー前のハンブルグのライヴから演奏されている曲で、アルバム「With The Beatles」に収録。
To Know Her Is To Love Her
- 会ったとたんに一目ぼれ
- 1962年11月
- Phil Spector
- John Lennon
【備考】
オリジナルはテディ・ベアーズの歌で1958年に発表された全米チャートナンバーワン・ソング「To Know Him,Is To Love Him/Don’t You Worry My little Pet」。アルバム「Live At The Star Club In Hamburg, Germany : 1962」に収録。
Tomorrow Never Knows
- トゥモロー・ネバー・ノウズ
- 1966年4月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
インド音楽独特のいわゆる「ドローン・サウンド」にインスパイアされ、ワン・コードで作られたジョンの曲。特徴的なジョンのヴォーカルは、ジョージ・マーティンがレズリー・スピーカーにジョンの声を通してレコーディングされた。アルバム「Revolver」に収録。
Twist And Shout
- ツイスト・アンド・シャウト
- 1963年3月
- Pill Medley-Burt Russell
- John Lennon(Paul,George)
【備考】
オリジナルは1961年にトップ・ノーツがフィル・スペクターのプロデュースで発表した曲だが、有名なのは1962年にリリースされヒットしたアイズレー・ブラザースのカヴァー「Twst & Shout/Spanish Twst」。この曲はビートルズのライヴのオープニング曲として定番となっていた。アルバム「Please Please Me」に収録。
Tow Of Us
- トゥ・オブ・アス
- 1969年1~2月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney,John Lennon
【備考】
ポールとジョンのツイン・ヴォーカルで、サビ部分はポールのソロ。アコースティック・ギターはポールとジョンで、ベースは使用しておらず、ジョージがギターの低音弦でベース・ラインを弾いている。アルバム「Let It Be」に収録。
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